公益財団法人国際文化フォーラム

学校のソトでうでだめし募集

11「交渉を学び、こころざしを護る」 – 連続講座[その辺のもので生きる]

(※ このオンライン講座の趣旨はコチラをご覧ください。)

2022.10/2 テンダーさんの「その辺のもので生きる」オンライン講座 第11回

「交渉を学び、こころざしを護る」 ですること

学校を休みたいとき、お腹が減ったとき、欲しいものを買ってもらうとき。

きみの周りに、きみの「交渉」を受けて立った大人はいただろうか。
相手が親切で、かつ極端に忙しくなければ、話は聞いてくれたかもしれない。

ただ僕の記憶をさかのぼる限り、大人が僕に対してしたことは交渉ではなく、説得か譲歩ばかりだった。

日本では、交渉の知識を学校で習わない。自由にお金を使えず、移動や行動も制限される子供時代こそ交渉が必要だと僕は思う。

また、学校で「交渉する」という態度を習わないので、大きくなっても「説得」か「譲歩」、もしくは「耐える」という、相手の意図を聞かずに問題を治めようとする習慣ができてしまう。

自分とは違う価値観を持った人と出会ったときに、正しさからでもなく、権威からでもなく、「私と全くもって対等なあなた」と受け止めることができたなら、一体どんな話ができるだろう。

僕の考える「日常を生きていくための交渉」とは、力や論理で相手をねじ伏せることを指すのではない。相手を攻撃して非を認めさせたり、懺悔の気持ちから譲歩を引きずり出すのでもない。

僕が思うに交渉とは、「お互いの視野を広げること」であり、それが達成されれば従順にならず、安易にならず、しょうがないと諦めることなく、他人との共有・協働が可能となるだろう。

そのためには、ヒトの脳の原始的な振る舞いを知り、非暴力への理解を深める必要がある。

ヒトの脳には「七面鳥」や「ワニ」が住んでいて、彼ら彼女らとの折り合いのつけ方を知ることが、お互いの視野を広げるためには非常に重要だ。

「その辺のもので生きる」のは、奇人だからでも、偏屈だからでも、貧乏性だからでもない。その辺のもので生きることによって、搾取から離れ、汚染を遠くへ押し付ける構造から逸脱できるからだ。それは次世代に地球環境を残すことを意味し、目の前の利害を分かち合う相手に、どうしても伝えたいことなのだ。

答えを知っている者は、答えを生きる責任がある。

だから、交渉が始まる。


講座のねらい
・ 交渉とは、力や論理で相手をねじ伏せる作業ではないことを理解する
・ 脳の振る舞いを知ることで、他人の行動を人格由来なのか、本能由来なのかを切り分ける
・ 「意図」と「手段」の差を理解する


キーワード

交渉、大脳新皮質、脳幹、報酬系ホルモン、非暴力、対等性、対話、影響力の武器、ピッチ、power with

危険度

★☆☆☆

難易度

★★★☆☆

講座で使用する言語

・日本語
(*日本以外の国に在住の方もぜひご参加ください。講座の内容を理解する日本語力が必要です。)

本講座のチラシ

学校等での配布、掲示用にチラシを作成しました。多くの中高生の方達にご案内いただければ幸いです。
ダウンロードしてご利用ください。

講師:テンダーさん

鹿児島にて、生態系の再生と廃材利用のための市民工房「ダイナミックラボ」を運営。
システム思考、オープンソース、非暴力コミュニケーション、
先住民技術、適正技術等の人類の叡智を核に、考え、実践・実現し、伝えることを繰り返しています。
著書に「わがや電力 12歳からとりかかる太陽光発電の入門書」(ヨホホ研究所)。


講座に参加するための準備A(交渉技術の回)

必要な材料など(ご自分でそろえていただくもの)

道具、材料は随時追加されることがあります。このページ上でご確認ください。

主催者からお送りする道具・材料(日本在住の方のみ)

なし

講座当日までにすませておく作業

受配信のための準備

参加に必要な環境

受講の前に「受配信のための準備」を必ずご一読ください。
今回は製作作業がないため、外付けのカメラは不要です。


講座に参加するための準備B(全回共通)

オンライン参加に必要な環境と準備

  1. ZOOMに安定的に接続できること (※進行上、諸々の障壁となるため、2アカウントでの入室は禁止とします)
    本講座ではZOOMアプリの利用のほか、いくつか準備をお願いしたいことがあります。事前に「本講座でのZOOMの使いかた」をご一読ください。
    *マイク付きイヤフォンのご用意をお願いします。詳細は上記「本講座でのZOOMの使いかた」をご参照ください。
  2. 当講座は、スマートフォンやコンピューター単独での受講を不可としています。その理由と必要な機材については「受配信のための機材準備」をご一読ください。
    *今回は製作作業がないため、外付けカメラは必要ありません。
  3. また、この講座は、講師から参加者への一方的なオンライン講座ではありません。講座は危険のある内容を含み、双方向に情報をやり取りする必要があるため、必ず「その辺のもので生きるオンライン講座 受講の前に – 受配信について」をご一読ください。

講座の開催にあたって

国際文化フォーラム(TJF)は、多様な価値に寛容な社会で人びとが人生の選択肢を増やし可能性を広げるような文化をつくり、次の世代に渡していくことをめざして事業を行っています。

この講座をなぜ開催するのかについては、「テンダーさんのその辺のもので生きるオンライン講座の開催にあたって」にまとめましたので、お読みいただければ幸いです。


2022. 10/2 「交渉を学び、こころざしを護る」講座概要

日時

2022年10月2日(日) 12:45 – 17:00  *終了時刻を変更しました(9/1)

12:45まで   ZOOMに入室(入室時間の厳守をお願いします
12:45- 13:00    グループ分け、この講座のお約束
13:00-17:00  講座(途中、休けいをはさみます)
*時間は多少変更、延長になる可能性があります

実施・参加方法

オンライン(ZOOMを利用)
*Zoomはサービス規約により、16歳未満の個人による利用を制限しています。
16歳未満で参加を希望される方は、保護者の方の管理・監督・責任のもとでZoomをご利用いただきますようお願いいたします。

●参加者用コミュニティについて
discordを利用した参加者限定のオンラインコミュニティにご参加いただく可能性があります。

募集人数

中高生〜大人 40人 *先着順
・講座に最初から最後まで参加でき(延長時間を除く)、かつ、ZOOMのビデオをオン(画面にご自身の顔を映す)にできる方に限ります。

○ 日本以外の国にお住まいの方もぜひご参加ください。講座は日本語で行われます。

○ アーカイブ視聴のみのご参加は受け付けていません。講座の録画は復習にご利用いただくため、当日講座に参加した方限定で3ヶ月間共有します

参加費

● 中高生  無料
● 大学生  1000円(お一人につき)
● 社会人  2000円(お一人につき)

○ 社会人大学生の方は「社会人」枠でのお申込みをお願いします。
○ 原則として返金はできませんので、あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。

公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)の事業は基本的に出捐(しゅつえん)企業と賛助会員の寄付金によって運営されています。寄付金は、多様な価値が尊重される社会を築いて若い人たちに渡していくという活動趣旨に賛同した方たちからTJFに託されたお金です。この講座も運営のほとんどが寄付金によって成り立っているため、参加費が低くおさえられています。本事業の趣旨の詳細は、「テンダーさんのその辺のもので生きるオンライン講座の開催にあたって」をご覧ください。

申込み方法

以下の申込みフォームよりお申込みください。

● 中高生
中高生用申込みフォームへ

● 大学生・社会人
大学生・社会人用申込みフォームへ

申込締切

2022年9月27日(火)
*期日前に定員に達した場合はその時点で締切ります。

お支払方法

お申し込み後、返信メールにて振込先をご案内いたします。

お申し込み後(クレジットカード支払いの方はpaypalの請求書をお受け取り後)、4営業日以内に、参加費をお支払いください。

*銀行口座振り込みおよび郵便振替については請求書は発行いたしませんのでご注意ください。
*期日までにお振込の確認ができず、かつ、ご連絡がない場合は、お申込みをキャンセルさせていただくことがあります。

お申込みにあたってご同意いただきたいこと

【重要】お申込みの前に必ずお読みください。
中高生のみなさんは、保護者の方にもお読みいただき、同意を得てから申し込んでください。

1) ご自身の安全の確保と免責について
さまざまな技術を体験する過程では事故や怪我などが発生する可能性があります。
オンライン講座なので、講師やスタッフが直接サポートすることはできません。
ご自身の安全を十分に確保してください。
なお、講座参加中および講座終了後の事故、トラブルについて、TJFおよび講師は一切の責任を負いません。

*保険についてはこちらをお読みください。

2) 録画・撮影について
講座の様子および参加者が制作した成果物等を、写真と動画で記録させていただきます。
・録画は、復習用として、参加者のみなさんと3ヶ月間限定で共有いたします。
・記録した写真(おもに録画からキャプチャーしたもの)は、本プログラムの報告および広報活動(*)に使用することがあります。報告および広報での使用にあたっては、個人名が特定されないよう配慮いたします。本名や学校名・所属先を掲載する場合は、あらかじめご本人、保護者の方の了承を得るものといたします。

*本講座の報告および広報活動のおもなメディア
TJFの公式ウェブサイト http://www.tjf.or.jp/
同 公式Facebook https://www.facebook.com/TheJapanForum/
同インスタグラム  https://www.instagram.com/thejapanforum_tjf/
同 事業報告書(ウェブおよび印刷物)  http://www.tjf.or.jp/publication/coreca/

3) ビデオ・オンでのご参加について
本講座は、参加者のみなさんと講師、スタッフ全員が、対等な立場でお互いの情報を受配信しているという考え方に基づいて実施しています(詳細は「その辺のもので生きるオンライン講座 受講の前に – 受配信について」をご一読ください)。そのため、講座中はご自身の映像を配信(ビデオをオン)していただきますようお願いいたします。
ご自分のお顔を報告・広報物に使用してほしくない等のご要望がありましたら別途お知らせください。

4) 日程の変更について
インターネット接続のトラブルなど不測の事態が発生した場合、講座の日程を変更することがあります。

金銭的な困難のある方へ

中高生に限り、講座の参加に必要な道具・材料をそろえるにあたって金額面で問題がある場合、講座で学んだことを行動に移していただくことを条件(*)に、国際文化フォーラムがご本人とご相談のうえ、道具・材料、受配信環境等をととのえるために必要なサポートをいたします。
ご希望の方は、申込みフォームの「コメント欄」でご連絡ください。

*たとえば、講座終了後、講座で学んだことをふまえて、あなたのこころざしを護り、「お互いの視野が広がる」ような交渉を実践し、そのレポートを公表する、など。「その辺のもので生きる」、「オルタナティブもできる」の第一歩を踏み出す他の行動をご提案いただいてもかまいません。(講座全体の趣旨のページをご参照ください)

主催・お問い合わせ

公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)
担当:室中

japanforum@tjf.or.jp

お急ぎの場合のみお電話でご連絡ください。
tel. 03-5981-8652
(日本時間 月-金9:30-17:30、 【休業日】土日祝日および12/29-1/4)
*上記時間帯であっても電話に出られない場合があります。
支障がない限り、メールでのご連絡をお願いします。

講座日程(予定)

2021年2月〜2023年春

※日程および内容は変更になることがあります。 各講座の募集は準備ができ次第ご案内します。

2021
2/7(日)[01] アルミ缶を使い倒そう【終了】 レポート はこちら
3/14(日)[02] 棒と板だけで火を起こそう【終了】  レポート はこちら
4/4(日)[03] 3D設計と3Dプリントを覚えて、必要なものを作ろう【終了】レポート はこちら
6/6(日)[04] 雨水タンクを作って、水を自給自足しよう【終了】 →レポートはこちら new!
8/1(日)[05] システム思考を身につけて「しょうがない」を乗り越えろ!【終了】 →レポート 【前編】 / 【後編】(テンダーさん執筆)
10/3(日)[06] その辺の草からロープを作ろう。ロープができれば暮らしが始まる【終了】→レポート 【前編】 / 【後編new!
11/28(日)【秋の特別編】その辺のもので生きるための心の作法 〜「正しさ」を越えて【終了】
(講師:安納献さん、鈴木重子さん)
12/26(日)[07] プラごみから必要なものを作る【終了】
2022
2/27(日)[08] キッチンで鋳造を始めよう! 【終了】
4/3(日)[09] コンポストトイレを作って、水と栄養の冒険に出かけよう【日程変更】
*4/3の本講座は12/25に変更しました。
6/5(日)[09] 鉄工を身につけて強力なストーブを作ろう【終了】
8/21(日)[10] きみのためのエネルギー。実用パラボラソーラークッカーを作って太陽熱で調理する【終了】
10/2(日)[11] 交渉を学び、こころざしを護る 【終了】
12/25(日)[12]コンポストトイレを作って、水と栄養の冒険に出かけよう*日程変更の可能性があります
開催期日
調整中
[13] 当たり前を変えよう、大切なものを守ろう。
(これまでに3回以上参加した人たち向けの総括の会)(仮)