公益財団法人国際文化フォーラム

学校のソトでうでだめし募集

02 「棒と板だけで火を起こそう」 – 連続講座[その辺のもので生きる]

(※ このオンライン講座の趣旨はコチラをご覧ください。)

2021.3/14 テンダーさんの「その辺のもので生きる」オンライン講座 第2回

「棒と板だけで火を起こそう」 でやること

数万年伝承されている古来の火起こし法で、その辺の木の棒から火を起こそう。
火起こしを通して、物が燃えることや摩擦、人間の身体についてを観察しよう。


講座のねらい
小学校では「燃焼の三要素」というものを習いますが、果たしてくすぶっている火を見て、三要素の何が足りないかを言い当てられる人がどれほどいるでしょうか。この講座は知識と経験を統合することを目的とし、「燃焼」「熱」「摩擦」といった『自分の人生において単元でしかなかったもの』を、私たちの生活に密接しているかけがえのない暮らしの要素として学び直すための時間です。


キーワード

火、熱、摩擦、燃焼の三要素、身体の使い方、北米先住民技術、持続可能性

危険度

★★★☆☆

参加に必要な環境

・オンライン講座を受講しながら火を扱える環境 (※火災報知器の真下以外で作業できるか、オンライン講座を受けつつ火を扱うのに十分なスペースが確保できるか、など)
・ZOOMに安定的に接続できること (※1アカウントのみでご入室ください。2アカウントでの入室は参加者の方も講師・運営側も混乱するため禁止とします)

*受講の前に「受配信のための準備」を必ずご一読ください。

安全に作業をするために必要なこと

・刃物を使うときのみ軍手の着用推奨
・いざという時の消火の準備 (バケツに水、あれば消火器など)

参加者にそろえていただく道具・材料

「基本セット」「今回の講座に必要なもの」の両方をそろえてください。
 基本セットは、オンライン講座全14回を通して必要になりますが、ご家庭にあるものがほとんどです。
*道具・材料は変更になる可能性があります。

■ 基本セット
「その辺のもので生きる」オンライン講座 【基本セット】をご確認ください。
*今回は、基本セットのうち、「カッティングボード」、「ナイフ」(杉の板に切り込みを入れるのに使用)、「軍手」、「救急セット」(ナイフでの切り傷ややけどの手当てができるもの)を使用します。

■今回の講座に必要なもの
○ 必要なもの
・ 水を入れた鍋(火を受けとめるためのもの、いざという時の消火にも使います)
・水を入れていない空の鍋(火がついた枯れ葉をいったん鍋のなかに置いてみます)
・乾いている枯葉

○ なるべく集めていただきたいもの
・直径10mm前後の立ち枯れしているセイタカアワダチソウ(茎の部分)、もしくは杉の枝
・杉の板(建築端材等で構いません)
・麻縄
*下記火起こしセットの写真をご参照ください。

○ もしあればご用意ください
・アナログの体重計(センサーや体脂肪分析のついていないもの)

●海外からご参加の場合
・「火起こしセット」をお送りできないため、基本セット以外に、以下の材料をすべてご自分でそろえてください。
基本セット、水を入れた鍋(火を受けとめるためのもの、いざという時の消火にも使います)、直径10mm前後の立ち枯れしているセイタカアワダチソウ(茎の部分)か杉の枝、杉の板(建築端材等で構いません)、乾いている枯葉または麻縄。
・もしあれば、アナログの体重計(センサーや体脂肪分析のついていないもの)をご用意ください。
・講座は日本語で行われます。

主催者からお送りする道具・材料

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: inf202101_tender_02fire_02.jpg

・火起こしセット

合わせての参加をおすすめする講座

・「浄水器と水の安全性確認装置を作って、清濁合わせ飲もう」(※ 詳細準備中)
・「その辺の草からロープを作ろう&ロープワークを覚えよう」(※ 詳細準備中)
・「コンポストトイレを作って、水と栄養の冒険に出かけよう」(※ 詳細準備中)

受講の前に

この講座は、講師から参加者への一方的なオンライン講座ではありません。危険度のある内容を含み、双方向に情報をやり取りする必要があるため、受講をご希望の方は必ず、「その辺のもので生きるオンライン講座 受講の前に」と「受配信のための準備」をご一読の上ご参加ください。

講座の開催にあたって

国際文化フォーラム(TJF)は、多様な価値に寛容な社会で人びとが人生の選択肢を増やし可能性を広げるような文化を醸成し、次の世代に渡していくことをめざして事業を行っています。この講座の開催趣旨について、「テンダーさんのその辺のもので生きるオンライン講座の開催にあたって」にまとめましたので、ご一読いただければ幸いです。

保険について

こちらをお読みください。

講師:テンダーさん

鹿児島にて、生態系の再生と廃材利用のための市民工房「ダイナミックラボ」を運営。
システム思考、fab、非暴力コミュニケーション、先住民技術、適正技術等の人類の叡智を核に、考え、実践・実現し、伝えることを繰り返しています。
著書に「わがや電力 12歳からとりかかる太陽光発電の入門書」(ヨホホ研究所)。


2021. 3/14 「棒と板だけで火を起こそう」講座概要

日時

2021年3月14日(日) 14:00-17:00(変更しました
  
*講座開始の30分前まで(13:00-13:30)にZOOMへの入室を完了していただきます。
14:00に講座をスタートできるよう、この時間にグループ分けのための作業を行います。

*時間は多少延長または短縮される可能性があります。

実施・参加方法

オンライン
*ZOOMを予定しています。
 
●参加者用コミュニティについて 
discord、slack等のコミュニケーションツールを利用した参加者限定のオンラインコミュニティにご参加いただく可能性があります。

募集人数

※募集は終了しました

中高生 18人
大人 18人(プログラムの趣旨にご賛同いただける大学生以上の方)
*ともに先着順

中高生は中高生どうし、大人は大人どうしでグループ分けを行うため、ご家族等で参加される場合でも、それぞれ異なるZOOMアカウント、異なる部屋・場所からご参加ください。

参加費

中高生 1000円
大学生 1500円
社会人 2500円
*原則として返金はできませんので、あらかじめご了承のほどお願い申し上げます。
*社会人大学生の方は「社会人」枠でのお申込みをお願いします。

公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)の事業は基本的に出捐(しゅつえん)企業と賛助会員の寄付金によって運営されています。寄付金は、多様な価値が尊重される社会を築いて若い人たちに渡していくという活動趣旨に賛同した方たちからTJFに託されたお金です。この講座も運営のほとんどが寄付金によって成り立っているため、参加費が低くおさえられています。大人の参加費は基本的に材料・道具費・送料程度としていますが、講座によっては中高生の材料費等のサポートをお願いする金額設定とさせていただく場合があります。本事業の趣旨の詳細は、「テンダーさんのその辺のもので生きるオンライン講座の開催にあたって」をご覧ください。

*海外からご参加の場合
中高生・大学生は無料
社会人は1000円

ただし、すべての材料をご自分で調達していただく必要があります。くわしくは、「参加者にそろえていただく道具・材料」の「海外からご参加の場合」をご覧ください。

申込み方法

以下の申込みフォームよりお申込みください。
*お申し込みはお一人ずつお願いします(複数人まとめてのお申込みは受付けておりません)。
    
中高生用申込みフォーム
   
大学生・社会人用申込みフォーム
    
●日本以外の国・地域からご参加の場合
参加者にそろえていただく道具・材料」の「海外からご参加の場合」の内容をご確認の上、下記フォームよりお申し込みください。

海外在住の中高生用申込みフォーム

海外在住の大学生・社会人用申込みフォーム

申込締切

2021年2月28日(日)→ 3月6日(土)  延長しました!
*定員に達した時点で締切ります。

お支払方法

お申し込み後、返信メールにて振込先をご案内いたします。
お申し込み後(クレジットカード支払いの方は請求書をお受け取り後)、4営業日をめどに、参加費をお支払いください。
*期日までにお振込の確認ができず、かつ、ご連絡がない場合は、お申込みをキャンセルさせていただくことがあります。

お申込みにあたってご同意いただきたいこと

【重要】お申込みの前に必ずお読みください。
中高生のみなさんは、保護者の方にも読んでもらい、同意を得てから申し込んでください。

1) ご自身の安全の確保と免責について
さまざまな技術を体験する過程では事故や怪我などが発生する可能性があります。
オンライン講座なので、講師やスタッフが直接サポートすることはできません。
「参加に必要な環境」「安全のために必要なこと」および講座中の講師やTJFスタッフの安全についての注意を守り、ご自身の安全を十分に確保してください。
講座参加中および講座終了後の事故、トラブルについて、TJFおよび講師は一切の責任を負いません。

2) 日程の変更について
インターネット接続のトラブルなど不測の事態が発生した場合、講座の日程を変更することがあります。

3) 録画・撮影について
講座の様子および参加者が制作した成果物等を、写真および動画で記録させていただきます。記録した写真および動画は、本プログラムの報告および広報活動(*)に使用することがあります。使用にあたっては、個人が特定されないよう配慮いたします。また、本名や学校名・所属先を掲載する場合は、あらかじめご本人、保護者の方の了承を得るものといたします。
*本講座の報告および広報活動のおもなメディア
TJFの公式ウェブサイト http://www.tjf.or.jp/
同 公式Facebook https://www.facebook.com/TheJapanForum/
同 事業報告書(ウェブおよび印刷物)  http://www.tjf.or.jp/publication/coreca/

金銭的な困難のある方へ

中高生に限り、道具・材料をそろえるにあたって金額面で問題がある場合、講座で学んだことを行動に移していただくことを条件に、国際文化フォーラムがご本人とご相談のうえ、道具・材料、受配信環境等をととのえるために必要なサポートをいたします。
ご希望の方は、申込みフォームの「コメント欄」でご連絡ください。
  
● 講座終了後、火起こしの技術をマスターしたうえで、他の人に伝える機会をもつ。もしくは「その辺のもので生きる」、「オルタナティブもできる」の第一歩を踏み出す他の行動をご提案いただいてもかまいません。(講座全体の趣旨のページをご参照ください)

主催・お問い合わせ

公益財団法人国際文化フォーラム
担当:室中

japanforum@tjf.or.jp
tel. 03-5981-8652
(月-金9:30-17:30、 【休業日】土日祝日および12/29-1/4)
*上記時間帯であっても電話に出られない場合があります。
 お急ぎでない場合は、メールにてご連絡ください。