広く一般に向けて実施している「りんごをかじろう」は、スタッフの“面白そう”アンテナにひっかかったテーマを取り上げ開催しています。堅苦しい主催者あいさつも、アンケートで感想を求められることもありません。ただ半日楽しめばいいのです。
ここにあるのは、リアルイベントへのこだわりです。半日足を運んでもらって、人と出会い、体感してもらうからこそ、心に強く残ります。必ず1時間ほど、テーマに関するお茶やお菓子を楽しみながら懇親会を行い、参加者同士のつながりをつくることをめざしています。
2017年度は、腰巻き布「マロン」を通して、フィリピン南部の文化と社会にふれました。筒状の布が、ショールに、ズボンに、かばんに、赤ちゃんのだっこひもに…と七変化しました。
事業データ
まとって知ろう―フィリピン南部のマロン文化と社会の魅力
2017年7月22日(土)
TJF
石井正子(立教大学教授)
長瀬アガリン(カフィン移住者センター)
16名
※事業報告書『CoReCa2017-2018』に掲載。所属・肩書きは事業実施時のもの。