公益財団法人国際文化フォーラム

あけましておめでとうございます


地球上の北半球では冬、南半球では夏のなかで、皆さまにはそれぞれの地域で新たな年を健やかに迎えられたことと思います。

気候の違いだけでなく、世界各地には多様な暦があり、新年の区切り方もさまざまですが、植物の世界にも季節の迎え方がいろいろあるようです。寒さがひときわ身に染みる時季には、すっかり葉をおとした樹木の姿が印象的ですが、落葉樹でありながら、冬の間も葉を落とさない樹木があります。カシワの木です。日本では柏餅を包む葉として身近な存在です。カシワの最大の特徴は、春の芽吹きを迎えるとようやく葉を落すことにあります。このことから神の宿る木、代が途切れない縁起の良い木といわれています。

TJFは皆さまの多くのお力添えをいただき、おかげさまで昨年35周年を迎えました。今後はこれまでの経験や実績がカシワの葉のように新たな芽吹きの時を待ち、着実にバトンをつないでいくことができるよう、中長期的な展望をもって歩みを進めてまいりたいと思っております。

世界情勢や自然環境の激変など多くの不確定な要素は私たちの歩みに影響を与えることと思いますが、皆さまにとって今年一年が実り多い年となることを祈念申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

                       (事務局長/鈴木律子)