くりっくにっぽん活用術

自由学期制授業でのけん玉体験活動(協力:JTA)

執筆:パク・ギリョン開峰中学校

話題/目標:地域・世界とのつながりを認識する、趣味とスポーツ

2016.07

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キーワード:世界とのつながり、体験活動、伝統的遊び
・初級~
1)ひらがな、カタカナ、漢字を区分しながらワークシートとパワーポイントで「けん玉」の歴史について考え、理解する。
2)日本の伝統的遊びである「けん玉」を体験しながら、国家間の文化交流の重要性に気づく。

目 標

1. ひらがな、カタカナ、漢字を区分できる。
2. 日本の伝統的な遊びを安全に体験できる。
3. 国家間の文化交流の重要性がわかる。

対 象 中学校1年生
日本語レベル ひらがなと簡単なあいさつ言葉を学習した直後
準備するもの

具体的な指導方法

1回目の授業

時間(分)

授業の手順

資料

3

授業目標の提示

15

くりっくにっぽんのサイトでけん玉を主題にした記事から作ったワークシートを配る。

https://www.tjf.or.jp/clicknippon/ja/mywayyourway/06/kendama.php

  1. ひらがな、カタカナ、漢字を区分する。
  2. 知っているひらがなの発音を韓国語やローマ字で書く。
  3. 易しい言葉や表現を探す。

ワークシート1

25

けん玉の歴史と最新動向を通して東洋と西洋の遊びの文化の交流を学習する。

  1. パワーポイントをつかってけん玉の歴史を提示する。
  2. けん玉は西洋ではじまり、日本で発展したということを確認する。
  3. アメリカで開かれたけん玉フェスティバルの動画を鑑賞する。 

*動画のアドレス:https://www.youtube.com/watch?v=7FzuazrLIoM

 または、YOUTUBEで「kendama festival」で検索

  1. けん玉の最新動向である「ストリートけん玉」を提示する。

*動画のアドレス:https://www.youtube.com/watch?v=B7_0o8Ma78A

または、YOUTUBEで「street kendama」で検索

パワーポイント

動画

35

けん玉の構造と安全教育、基本的な技術の案内

  1. ワークシート2でけん玉の構造と名称を学ぶ。
  2. けん玉で怪我をしたり、回りの物を壊したりしないようにワークシート2で
    安全のため守るべきことを学ぶ。
  3. 動画をみながら基本的な技術を案内する。
    1. 大皿に乗せる:
      https://www.youtube.com/watch?v=4CYjLKm04ZU&list=PLt5XIp6EgRZzrS-Qzh64X_yzblMRhFa2a&index=1
    2. 中皿、小皿に乗せる:https://www.youtube.com/watch?v=upeALEO-1x4&list=PLt5XIp6EgRZzrS-Qzh64X_yzblMRhFa2a&index=2
    3. けん先で玉を受ける :
      https://www.youtube.com/watch?v=YnLWE5oG4iE&index=5&list=PLt5XIp6EgRZzrS-Qzh64X_yzblMRhFa2a
  4. 授業中に練習する基本的な技術をいくつかお手本でしてみせる。

ワークシート2

パワーポイント

動画

45

けん玉の体験活動の準備

  1. 机を全部後方に下げて、教室の空間を確保する。
  2. 円滑な活動のため、教室をきれいに整える。
  3. 5グループに分けて、続く授業でグループ別対抗戦があること を予告する。
  4. 各グループに一つずつけん玉を配り、残りの時間はグループ別に練習する。

けん玉5個

2回目の授業 (10分の休み時間の後、 続けて実施する)

時間(分)

授業の手順

資料

20

グループ別けん玉練習時間

  1. グループ別対抗戦での技術の点数について説明する。
  2. 対抗戦で勝つためにはグループ全員が同等に練習すべきことを伝える。
  3. 各グループにもうひとつずつけん玉を配る。
  4. 事故の予防と安全な活動について再度強調する。

< 技術の点数 >

大皿に乗せられたら: 1点

中皿、小皿に乗せられたら: 2点

けん先で玉を受けられたら: 3点

*各技術あたり3回ずつ挑戦して、成功した回数だけ点数が加算。

けん玉10個

30

グループ別対抗戦

  1. 全員練習を中止して対抗戦に参加する。
  2. 各グループで一人ずつ 参加者が出て技術を競う。
  3. 各グループの順位をつける。

けん玉10個

40

個人別対抗戦

  1. クラス全員の意見を反映してけん玉が上手な生徒を10人ぐらい選ぶ。
  2. 基準を提示して約5分間練習する。
  3. 選ばれなかった人は選ばれた友だちの技術を見たり励ましたりする。
  4. けん玉の技術を競い、「けん玉マスター」に認定する。

< けん玉マスターを決める基準 >

けん玉マスター1:大皿に連続して乗せた回数

けん玉マスター2:大皿から中皿に連続して移動させた回数

けん玉マスター3:けん先で受けた回数

けん玉10個

45

けん玉回収、教室の後片付け


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