公益財団法人国際文化フォーラム

つなげる報告

「とやまPCAMP2025」を開催しました!

TJFは2025年8月8日(金)~11日(月・祝)の日程で、富山県富山市において、多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿 in 富山」、通称「とやまPCAMP2025」を開催しました。TJFが富山県でPCAMPを開催するのは2回目で、「とやまPCAMP2024」に続き、公益財団法人富山市民文化事業団(オーバード・ホール)および富山市と共同主催しました。富山県及び石川県に在住する中高生及び専門学校生など計22名が参加しました。

12歳から19歳の参加者22名のうち、なんらかの形で外国につながっている参加者は7名、つながっている地域はウクライナが1名、タイが3名、ロシアが1名、中国が2名でした。また、前回のPCAMP参加者2名がサポーターとして参加し、初めての参加者に様々に気を配り、リーダーシップを発揮しました。そのほか、夜の交流会には富山で学ぶ各国の留学生6名が来てくれました。

PCAMPの運営に関わったアーティストは7名でした。このうち、開催地である富山に在住する方は前回よりも1名増えて4名となり、それぞれ演劇、ダンス、音楽、影絵の専門性を活かし、東京とニューヨークからメインファシリテーターとして参加した3名のアーティストと共に、参加者の交流と創作に伴走しました。

10代の参加者たちは、合宿生活を送りながら交流し、一人ひとりの大切な経験や思い出、10年後の夢をテーマにした演劇作品や、身体表現・ダンス、特技などからなる45分間のパフォーマンスを創作し、最終日の発表会で披露しました。参加者の家族をはじめ、教育関係者、地域活動関係者、行政の方、報道関係者、計76名が観覧しました。

「とやまPCAMP2025」の詳しいレポートは、開催の様子を記録した写真、動画、参加者の声と共に、T-ARTウェブでご覧ください。

事業データ

共同主催

公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)、公益財団法人富山市民文化事業団(オーバード・ホール)、富山市


共催

北日本新聞社


後援

富山県教育委員会、公益財団法人とやま国際センター、富山市民国際交流協会、独立行政法人国際協力機構北陸センター


協力

NGOダイバーシティとやま、NPO法人アレッセ高岡、NPO法人富山国際学院、射水多文化子どもサポートセンター、劇・あそび・表現活動Ten Seeds、公益財団法人黒部市国際文化センター、富山県障害者芸術活動普及支援センターばーと◎とやま、南砺市友好交流協会


寄付

株式会社村尾地研


期間

2025年8月8日(金)〜11日(月・祝)


活動会場

富山市民芸術創造センター(8月8日)
オーバード・ホール 中ホール(8月9日~11日)


宿泊場所

快適ウェルネスホテル とやま自遊館


参加者

富山県、石川県在住の中高生、専門学校生、計22名
※つながりのある地域:ウクライナ、タイ、中国、日本、ロシアなど
※サポーター2名(「とやまPCAMP2024」参加経験者、高校生、専門学校生各1名)含む


運営チーム

アーティストチーム
柏木 俊彦(メイン・ファシリテーター/演出家・舞台俳優)
田畑 真希(メイン・ファシリテーター/ダンサー・振付家)
森永 明日夏(メイン・ファシリテーター/舞台俳優・ティーチングアーティスト)
澤田 ふきの(サブ・ファシリテーター/ダンサー、グラフィックデザイナー)
長谷川 万葉(サブ・ファシリテーター/舞台俳優、専門学校教員)
ヤマダ ベン(音楽担当/パーカッショニスト)
ジャック・リー・ランダル(影絵講師/影絵・人形パフォーマー&クリエーター)

記録チーム
映像撮影・編集:山泉貴弘(映像ディレクター)
スチール撮影:柳原良平(カメラマン)

制作チーム
進藤由美(TJF)
長江春子(TJF)
竹田明世(TJF)
税光華(公益財団法人富山市民文化事業団)
東ひなた(公益財団法人富山市民文化事業団)
中村則明(現地サポートスタッフ)
その他、オーバード・ホール技術スタッフ、JICA北陸センタースタッフ等がPCAMPの運営に携わりました。