「ことば」ワークショップを5月に富山で開催

TJFは公益財団法人富山市民文化事業団（オーバード・ホール）とのコラボ企画として、5月24日（土）と25日（日）の日程で、富山県富山市において「ことばのゲームで友達になろう！」ワークショップ（略して「ことば」ワークショップ）を実施しました。「ことば」ワークショップは4月に富山市で実施した「おどる」ワークショップの姉妹編です。

「ことば」ワークショップは演劇的アクティビティが中心のプログラムです。演出家・俳優の柏木俊彦氏がメインファシリテーターを務め、舞台俳優・専門学校教員の長谷川万葉氏がサブファシリテーターを担いました。

中学生以上を対象とするWS〔5／24（土）〕

中学生1名、専門学校在籍中のインドネシア人留学生が2名を含め、富山市内外の方々14名が参加しました。中にはご夫婦、ご姉弟が誘い合わせての参加もありました。

「123ゲーム」や「クロスザサークル」などで心身をほぐしたあと、PCAMPでもメイン・アクティビティとして取り入れている「I am from」に参加者は取り組みました。好きなものやこと、大切な経験や思い出を言語化し、I am fromから始まるポエムに仕上げ、それぞれのI am fromを持ち寄ってグループで寸劇にしていくというものです。今回は「子どもの頃の大好きな食べ物」「大好きな歌詞や曲」「将来の夢」という三つのテーマを提示しました。3チームに分かれてチーム内でシェア、メンバー間で相談してクリエーション、最後に1チームずつ作品を発表しました。

★詳細については、PCAMPウェブサイトのこちらの実施レポートをご覧ください。

小学生を対象とするWS〔5／25（日）〕

5/25日は、小学生を対象とするワークショップを開催し、9名が参加しました。このうち2名は、アメリカ、中国とつながりをもっていました。また、小学生対象でしたが、「お姉ちゃんと一緒に参加したい」という年長さんも1名受け入れました。そして、子どもたちに同伴してきた保護者の方9名がワークショップを見学しました。

身体表現を中心としたアクティビティをしていくうちに、子どもたちの動きは徐々に活発になり、声も大きくなり、笑顔が増えて、場が温まっていくのが見守る大人たちの目にも明らかでした。メイン・アクティビティは身体を使って形を作ることがテーマでした。ペアになり、ファシリテーターの掛け声に合わせて瞬時にいろいろな形を作っていきます。「ナイフとフォーク」「ネズミとネコ」「先生と生徒」「警察と泥棒」「花と花瓶」などのお題のあと、参加者が会場に入ってきた時にウェルカム・ボードに書いた「富山のおすすめ」の「白エビ」をお題に出しました。二人で力を合わせ床にいろいろな姿のエビができ上がりました。

★詳細については、PCAMPウェブサイトのこちらの実施レポートをご覧ください。

事業担当：長江春子