TJFは2025年度も多言語・多文化交流「パフォーマンス合宿 in 富山」、愛称「とやまPCAMP2025」を、公益財団法人富山市民文化事業団、富山市との共同主催、8月8日(金)~11日(月・祝)の日程で開催します。外国につながりを持つ中高生年代(13~19歳)をはじめ、多言語・多文化交流や表現に関心を持つ同世代の参加者を募集します。
オーバード・ホールのウェブ応募フォームよりお申込みください。
※6月30日(日)締め切り





PCAMP(ピーキャンプ)とは
「多文化×芸術」をコンセプトとしています。日本で暮らしている多様な言語、文化、個性、アイデンティティを持つ参加者がいっしょに合宿生活を送りながら、芸術家(演出家、俳優、振付家、ダンサー、音楽家など)のサポートのもと、以下のゴール達成を目指します。
(1) ことばと身体で自分を表現する。
(2) バックグラウンドの違いを越えてコミュニケーションを図る。
(3) 創造性を刺激し合いながら異なる他者への理解を深める。
(4)多文化共生社会の一員として、協力・協働・共創を体験する。



昨年の様子
昨年富山で初めて開催した「とやまPCAMP2024」には、海外ルーツの方を含め富山県、石川県に在住する多様な中高生年代20名と、韓国で日本語を学んでいる高校生2名、計22名が参加しました。多言語・多文化交流を深めながら、自分たちを表現するダンス作品や演劇作品を中心に創作し、最終日にステージ発表を行いました。
▼とやまPCAMP2024の様子(ダイジェスト動画)

「とやまPCAMP2024」の詳細はこちら(開催レポート、フォトギャラリー、記録動画含む)
こういう方は大歓迎!
今年の「とやまPCAMP2025」も富山県内および近隣地域(石川県、福井県、新潟県、岐阜県、長野県など)に在住あるいは通学している多様な*中高校生ならびに中高校生年代(13~19歳)**が対象です。
*「多様な」とは、親が外国出身、外国と日本のダブルルーツを持っている、帰国子女・・・・・・など、何らかの形で外国につながりを持っている方、多言語・多文化交流に関心を持っている同世代はもちろん、芸術表現に興味がある、ダンスや演劇は未経験だけどやってみたい、コミュニケーション力を上げたい、自分の殻を破るきっかけがほしい、校外や多地域の友だちをつくりたい、夏の思い出をつくりたい・・・・・・という、さまざまな言語や文化のバックグラウンド、個性、アイデンティティ、興味・関心、参加動機を持った方々のことです。
**「中高校生年代」とは、中学校や高校に通学している方だけでなく、専門学校、フリースクールやサポート校、夜間制学校や通信制学校、外国人学校やインターナショナルスクール、日本語及び学習支援教室などの生徒を含みます。
発表会の見学者募集
とやまPCAMPの参加者が、寝食を共にしながら、3泊4日で創りあげたパフォーマンス作品を最終日にステージで発表します!参加者のご家族や友人、舞台芸術が好きな方、教育関係者、中高校生の表現活動に関心のある方、国際交流や多文化共生に従事している方、どなたでも大歓迎!無料でご見学いただけます。
日時 | 2025年8月11日(月) 11:00-12:30 (10:30開場) |
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会場 | オーバード・ホール 中ホール(アクセス) ※オーバード・ホールには駐車場がございません。お近くの有料駐車場をご利用ください。公共交通機関のご利用をおすすめします。 |
鑑賞料 | 無料 ※チケットはございません。 ※全席自由席となります。 |

※人数把握のために、事前申し込みにご協力をお願い致します(申込期限8月3日(日)まで)


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実施概要
- 期間
2025年8月8日(金)~11日(月・祝)
- 会場
・1日目:富山市民芸術創造センター
・2~4日目:オーバード・ホール 中ホール
・宿泊先:快適ウェルネスホテル とやま自遊館
- 参加者
富山県内および近隣地域(石川県、福井県、新潟県、岐阜県、長野県など)に在住あるいは通学している多様な*中高校生ならびに中高校生年代(13~19歳)**を対象に、30名を募集します***。
*「多様な」とは、親が外国出身、外国と日本のダブルルーツを持っている、帰国子女・・・・・・など、何らかの形で外国につながりを持っている方、多言語・多文化交流に関心を持っている同世代はもちろん、芸術表現に興味がある、ダンスや演劇は未経験だけどやってみたい、コミュニケーション力を上げたい、自分の殻を破るきっかけがほしい、校外や多地域の友だちをつくりたい、夏の思い出をつくりたい・・・・・・という、さまざまな言語、文化、個性、アイデンティティ、興味・関心、動機を持った方々です。
**「中高校生年代」とは、中学校や高校に通学している方だけでなく、専門学校、フリースクールやサポート校、夜間制学校や通信制学校、外国人学校やインターナショナルスクール、日本語及び学習支援教室などの生徒を含めます。
***定員を超えた場合は抽選となります。
- 特別参加枠・特別な配慮について
★特別参加枠(参加費の補助)
能登半島地震で被災した世帯から参加する方、住民税非課税世帯から参加する方を対象に、参加費の免除等、補助があります。詳細は担当者までお問い合わせください。★食べもの(アレルギーやハラル料理)、肌の露出や触れ合いを避けたい、お祈りを行う場所についてなど、できる限り対応します。応募にあたって不安なことがあれば担当者までお問い合わせください。
- 応募資格
以下の(1)~(4)のすべての条件を満たす多様な中高校生及び中高校生年齢の方
(1)富山県及び近隣地地域に在住または中学校、高等学校(全日制、定時制、通信制など)、高等専門学校、外国人学校、フリースクール、日本語教室や学習支援教室に通学していること
(2)原則として2025年8月8日に満13歳以上、19歳以下であること
(3)8月8日(金)~11日(月・祝)のすべての日程に参加できること (部分参加は不可)
(4)日本語で簡単なやりとりができること(参考:1年以上日本語を勉強していることが望ましい)
- 参加費
8千円(食費、宿泊費込み)
※会場までの往復交通費は参加者がご負担ください。
※宿泊は原則、和室またはツインルームに相部屋での宿泊となります。
- プログラム内容
参加者一人ひとりが持つ言語、文化、経験、個性を尊重し、それらを自由に、積極的に、そしてよりよく表現できるように、ファシリテーター(演劇や身体表現のアーティスト)が参加者に伴走しながら、以下の活動を行います。
・参加者がお互いを知り、コミュニケーションをとり、仲良くなるためのシアターゲーム
・参加者一人ひとりの経験や感性を表現するための演劇ワークやダンスワーク
・ペア、グループ、チームで話し合い、協力しながらパフォーマンス作品をつくって発表
・スケジュールは概ね下記を予定しています(都合により変更の可能性もあり)
1日目 お互いを知るための活動(アイスブレーク)、お楽しみタイム
2日目 交流&創作活動、お楽しみタイム
3日目 創作活動、発表会リハーサル、自主練習
4日目 パフォーマンス発表会
- 申し込み方法
以下のフォームからお申し込みください。
6月30日(日)締め切り
※7月中旬ごろに参加の可否について結果をメールでご案内します。
- 主催
公益財団法人国際文化フォーラム(TJF)、公益財団法人富山市民文化事業団、富山市
- 共催
北日本新聞社
- 後援
富山県教育委員会、公益財団法人とやま国際センター、富山市民国際交流協会、独立行政法人国際交流機構北陸センター
- 協力(申請中)
NPO法人アレッセ高岡、NPO法人富山国際学院、射水多文化子ども支援センター、黒部市国際文化センター、劇・あそび・表現活動 Ten seeds、南砺市友好交流協会、富山障害者芸術活動普及支援センターばーと◎とやま、ほか
- お問い合わせ先
(公財)富山市民文化事業団 総務企画課 PCAMP(ピーキャンプ)担当
電話:076-445-5610(平日8:30~17:15)(公財)国際文化フォーラム PCAMP担当
e-mail:pcamp(at)tjf.or.jp ※(at)を半角@に変えてください。
スケジュール
1日目 | お互いを知るための活動(アイスブレーク)、お楽しみタイム |
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2日目 | 交流&創作活動 |
3日目 | 創作活動、発表会リハーサル、自主練習 |
4日目 | パフォーマンス発表会 |
※4日目(8/11)は参加者の家族、教師、地元の方々を招いた発表会を行います。
発表会の申し込みはこちらよりお願いいたします。
ファシリテーター紹介

演出家・舞台俳優
柏木 俊彦(メイン・ファシリテーター)
木野花ドラマスタジオ出身。2010年に第0楽章を設立。代表と演出を担う。2011年、日本演出者協会「若手演出家コンクール2011」優秀賞。2012年、京都舞台芸術協会プロデュース2012「演出家コンペティション」最優秀演出家に選出。プロデュース公演などにも、演出、俳優、ドラマターグなど様々なカタチで参加。地域プロジェクトや海外プロジェクトの企画運営、教育機関や福祉施設でのワークショップ活動など多岐にわたり活動。調布市せんがわ劇場演劇ディレクター。かなっくホールレジデントアーティスト。日本演出者協会副事務局長。

ダンサー・振付家
田畑 真希(メイン・ファシリテーター)
タバマ企画主宰。3歳からクラシックバレエを始める。更なる表現を追及するため桐朋学園短期大学演劇科に入学。様々なジャンルの身体表現を学ぶ。滑稽なまでにガムシャラに、ユーモアを散りばめながら丁寧に時間を紡ぐ作風に定評があり、国内外で活動。7ヵ国18都市にて作品を上演し好評を得る。近年は、インクルーシブダンスWSや作品創作、様々な世代を対象としたWSを展開し、性別、年齢、国籍、障がいの有無などの差異を超えて、誰もが楽しみながらできる身体表現の促進を目指し活動中。

舞台俳優・ティーチングアーティスト
森永 明日夏(メイン・ファシリテーター)
俳優座を経て、文化庁在外派遣研修生としてHBSTUDIOにて2年間研修。オバマ大統領から国民芸術勲章を受けたピンチョンが創設した、NYのピンチョン+カンパニーにティーチングアーティストとして所属。NYの公立学校、日系の補習校、プライベートクラス、日本では調布市せんがわ劇場、東京芸術劇場、世田谷パブリックシアター、パルテノン多摩、豊岡演劇祭フリンジ、NPO法人種のアトリエ、公益財団法人広島市文化財団アステールプラザ、広島大学附属三原小学校などでの実績がある。NY在住。

舞台俳優、専門学校教員
長谷川 万葉(サブ・ファシリテーター)
宝塚歌劇団出身。2000年初舞台。青葉みちるの名で月組娘役として活躍。豊かな芝居心と表現力で老け役、悪役、三枚目からヒロインまで幅広く演じる。富山にUターン後は、富山市民プラザにてコンテンポラリーダンスのワークショップや市民参加型舞台、赤ちゃんとママのための広場事業を企画制作。2020年より県内の専門学校にて演劇的手法を使ったコミュニケーションの授業を担当。演劇教育について実践しながら現在も勉強中。その他ミュージカルソングの講座や高校合唱部のダンス振付・指導も継続的に行っている。グローバルドラマティーチャー1級。富山県在住。

パーカッショニスト
ヤマダ ベン(音楽)
舞台で音を奏でることの始まりは、教会の小さな鐘を鳴らすことにはじまる。奉納演奏や即興演奏に定評があり、吹く叩く鳴らす、色彩豊かな音を同時に扱う独自のスタイルで、生きた音を表現している。ジャンルを越え、幅広い分野との共演、さまざまなアーティストとのライヴやレコーディングに参加、多様性を重視した活動を行っている。
参加者の皆さまへ
本プログラムでは、ハラスメント防止について以下のことを約束いたします。
- 本プログラムの参加者に対して暴言、暴力、無視、威圧的な態度等の行為を取らないように細心の注意を払います。 また、差別に対しても同様に本プログラムに関わるすべての皆さんが「嫌なきもちになったり」「不安なきもちになったり」することがないように十分に配慮いたします。
- 問題がおこらないよう配慮することはもとより、問題があった場合にもTJF運営スタッフならびに管理者が責任をもって対応いたします。