くりっくにっぽん活用術

犬やねこのいのちを守りたい

執筆:西村パーク葉子

話題/目標:地域・世界とのつながりを認識する、地域社会と世界、教室の外とつながる、日常生活、社会のために行動する、自分と身近な人々

2020.03

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神奈川県動物愛護センターの職員、佐藤さんのインタビュー記事を読み、日本の愛護センターの状況や、佐藤さんの動物愛護のための努力について知る。そして自分の動物との関係を振り返り、動物愛護について話し合う。また記事の中の情報を使って、動物愛護推進のポスターを作る。

目 標

(1)日本の動物愛護センターについての知識を得る。
(2)ペットと動物愛護に関する語彙を学習する。
(3)自身と動物の関係を振り返り、動物愛護の気持を高める。
(4)動物愛護の観点からポスターを作る。

対 象 中学生から高校生
日本語レベル 中級から上級レベル
準備するもの

手順

1. 内容確認のための質問
a) 佐藤さんが獣医師として働き始めたのはいつですか。

b) どうして 獣医師として働きたいと思ったのですか。

c) 佐藤さんはいつイギリスに行きましたか。

d) どうしてイギリスに行ったのですか。

e) イギリスにどのくらいいましたか。その間、何をしましたか。

f) 佐藤さんはイギリスでどんなことに気が付きましたか。

g) このセンターでは、どんなのらねこの赤ちゃんの問題がありますか。説明してください。

h) このセンターでは、どんなまいごの犬の問題がありますか。どんな対策が必要だと言っていますか。

i) 佐藤さんは、どんな時、この仕事をやっていてよかった、と思いますか。

j) 佐藤さんが今、一番やりたいことは何ですか。その目的は何ですか。

2. ディスカッションポイント
k) 佐藤さんはこのセンターをどのように変えたいと思っていますか。

l) どうして「ボランティアさん」「かいぬしさん」というふうに「さん」を付けているのだと思いますか。

m) あなたのまわりでは、ペットがほしい時、人はどうしますか。保護センターに行きますか。ペットショップに行きますか。友だちからもらいますか。あなたはどの方法が一番いいと思いますか。それはどうしてですか。

n) あなたは、日常的に接する動物がいますか。それはどんな動物ですか。その動物と自分との関係を考えてみましょう。自分は何を与え、その動物は自分に何を与えてくれますか。それは公平な関係だと思いますか。

3. 表現活動のヒント
o) 記事の中にあったのらねこの赤ちゃんやまいごの犬のデータを使って、次の目的のポスターを日本語で作りましょう。
・佐藤さんの働いているセンターに、ペットを探しにもっとたくさん人が来てくれるようにアピールする。
・自分たちのペットにマイクロチップを入れていない人は入れるようにアピールする。


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