※1
●千里国際学園中等部・高等部(SIS)は、海外帰国子女、一般生徒を対象にしている私立学校。文部科学省で規定された高等学校の教育課程にもとづいた教育が行われている。同じ敷地内に併設されている大阪インターナショナルスクール(OIS)は、外国人生徒を対象に、英語で教育が行われている。SISとOISは、音楽や美術など一部の授業や生徒会活動などを合同で行っている。千里国際学園の高校課程では、春・秋・冬の学期単位で学習が完結し、学期ごとに柔軟な科目履修ができる。日本の多くの高校とは異なり、校則はなく、服装や持ちものは生徒の判断にまかせている。
※2
●本州中央部に位置する。都のあった奈良、京都から瀬戸内海への出口にあたる地理的利点をいかし、古くから日本の中心地として栄えた。江戸時代(1603~1867年)には全国から米や特産物が運ばれ、「天下の台所」とよばれた。明治以降も西日本経済の中心地で、京都、神戸とともに京阪神大都市圏を形成している。人口約8,812,000(2001年)。地図[GIF Image, PDF]を参照。
※3
●日本に定住している韓国・朝鮮人の多くは、1910年の韓国併合から1945年の終戦までのあいだに日本に渡ってきた人とその子孫である。第2次世界大戦中には、多くの人が日本へ「強制連行」された。在日韓国人・朝鮮人の正確な人口はわからないが、終戦時に日本に残った韓国・朝鮮人とその子孫で、現在も韓国籍か朝鮮籍を持っている人は約65万人と言われる。このうちの多くは日本生まれの2世、3世である。また、日本に帰化した人やその子ども、在日韓国人・朝鮮人と日本人とのあいだに生まれた子どもなどを入れると、200万人以上になると言われている。
※4
●〔高校の推薦入試〕通常の学科試験を行わずに、中学校長の推薦と内申書、面接、小論文や学業以外の実績(スポーツ等)などにもとづいて高校が入学を判断する入試制度。
●〔大学の推薦入試〕受験生の出身高校長の推薦をもとに、調査書・面接・小論文などを総合的に判定し、大学が一定数に限り入学を許可する制度。
※5
●大阪市の東に隣接する衛星都市。人口約515,000(2001年)。地図[GIF
Image, PDF]を参照。
※6
●大阪府北部の市。大阪市の北16kmに位置し、ベッドタウンとして発展した。人口約125,000(2000年)。
※7
●ある科目を1週間に1校時間、年間(35週間)をとおして学習すると1単位になる。たとえば週2校時間・1年間の教科の単位数は2単位である。
※8
●単位制高校では、在学3年以上で80単位以上(2003年度からは74単位)取得すれば卒業できる。生徒が自分で時間割を作成し、必修科目以外は自分の学習計画にもとづき、希望する曜日・時間に、自分の関心に応じた科目を選択し学習することができる。
※9
●Scholastic Assessment Test. SATはアメリカで4年制大学への進学希望者を対象に実施されている全国共通テスト。大学の授業についていける学力があるかどうかをみる。大学の合否は、通常SATの得点のほか、エッセイ、これまでの学業成績、出願者の個性なども考慮して、総合的に判断する。論理的思考力をみるSAT
Iと学科試験のSAT IIに分かれる。 |