座布団
ざぶとん
Zabuton


 正方形に近い長方形のクッションのことで、畳や床に座るときに使う。いろいろな大きさの座布団があるが、日本工業規格(JIS)で定められているMサイズは、55x59cmである。平安時代(794〜1185年)、布で縁取った小さな畳が座布団として使われていた。今日の座布団のように、中に綿を入れる布製になったのは江戸時代(1603〜1867年)中期以降で、一般に普及したのは大正時代(1912〜1926年)に入ってからのことである。もともと座布団は、冬の来客のために使われたが、今では季節に関係なく、また普段でも使われるようになった。




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