くりっくにっぽん活用術


アートな仕事-スタンプは絵ではなく言葉 !?

執筆:西村パーク葉子

話題/目標:ことば、テクノロジー、人との付き合い、気持ちや考えを伝えあう、自分・自文化と比べる

2019.01

LINEスタンプクリエーターのインタビュー記事を読んで、SNSで使われるスタンプの意味や、コミュニケーションにおけるそのやくわりを考える。そして、自分でオリジナルの感情を表すスタンプを作る。

目 標

• クリエーターのインタビューを読んで、人気のキャラクターがどうやって生まれたのかなどを知る。
• コミュニケーションのツールとしてのスタンプの意味や役割を考える。
• オリジナルのスタンプをデザインする。

対 象 高校生レベル以上
日本語レベル 上級レベル
準備するもの

手順

1. 内容確認のための質問
a) ヨッシ―スタンプさんは、「スタンプは絵じゃないんですよ。文字なんです」と言っていますが、それはどうしてですか。
b) ヨッシ―スタンプさんは、どうやってデザインの技術を身に着けたのですか。
c) ヨッシ―スタンプさんによると、どんな動物が人気ですか。
d) ヨッシ―スタンプさんは、スタンプを作る時、どんなことに時間を使いますか。それはどうしてですか。
e) ヨッシ―スタンプさんは、仕事で決めていることがありますか。
f) 人気のスタンプをつくるために、ヨッシ―スタンプさんがやっていることをリストにしてください。

2. ディスカッションポイント
g) ヨッシ―スタンプさんは、「スタンプは絵じゃないんですよ。文字なんです」と言っていますが、その意見にさんせいですか。あなたはどう思いますか。
h) スタンプを作る時、「人間関係の上で、どんな表現が使われるのかを考えたり、会話を予想したりします」と言っています。それはどうしてだと思いますか。
i) あなたはLINEやほかのSNSでスタンプをよく使いますか。どんなスタンプをよく使いますか。それはどうしてですか。使わない人はなぜ使わないのですか。
j) スタンプの効果は何でしょう? 使うのと使わないのとでは、どう違いますか。

3. 表現活動のヒント
k) いろいろな気持ちを表すスタンプを作って、クラスのコレクションを作りましょう。
スタンプの下に、「ありがとう」「ごめんなさい」「たいくつです」「ケーキがじょうずにできてうれしい」「すごいしっぱいをしてしまった」などのメッセージを書いてください。


国際文化フォーラム
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