くりっくにっぽん活用術


日本の文化について調べて議論しよう

執筆:Yoshie Burrows (Loreto College, Australia)

話題/目標:ICTを活用する、文化を捉える視点を身につける、気持ちや考えを伝えあう、自分・自文化と比べる、趣味とスポーツ

2014.11

キーワード:・読解・意見作文・オタク文化・上級~
1)オタク文化についての記事を、他の人の意見や他の資料も読むことで、理解を深める。
2)テーマについての意見文(600字程度)を書き、内容を発表する。

目 標

日本の生活についてのテキストを日本の言語文化について、読解聴解をしながら自分なりに深く考えて発表する。

対 象 12年生
日本語レベル 上級
準備するもの
  • ハンドアウト(くりっくにっぽんの記事をもとに書き直したもの)

手順

1. くりっくにっぽん「My Way Your Way」の記事をもとに書かれたテキスト(ハンドアウト)を日本語で読む。

2. 「My Way Your Way」の記事を日英2言語で読んだり、日本人の生徒に話を聞いたり、YouTubeで調べたりして、詳しく調べる。

3. レポートを書くための資料や根拠となるものを収集する。レポートに書く引用は、自分で考えたものにする。

4. 600字から700字でレポートを書き、このトピックについて教師と議論する。

5. 調べたトピックを1分紹介し、7分議論する。

生徒の感想

  1. くりっくにっぽんの記事で実際におた芸をした人が書いた記事を読むことができてとても参考になった。このトピックのような現代文化のトピックはむずかしいが、とてもやりがいがあると思う。とくにこのトピックはおすすめできる。このトピックはユニークなので、会話の試験官が笑ってくれたら、こんなに楽しいことはないと思う。
  2. 「くりっくにっぽん」によって、日本語だけでなく、日本の文化のことについても勉強できる。日本人が書くので、情報も書き方も間違ってるのを心配しなくても良い。それに、簡単な日本語ではなくて、もっとアドバンスな単語や文法を使うこともいい点だと思う。なぜなら、自然な日本語の書き方に慣れ、自分の能力を高め、本当の日本語を読むことができるからだ。また、わからないことがあったら、英語で読んで理解することもできる。これからも「くりっくにっぽん」を使うことを楽しみにしている。

国際文化フォーラム
(c)The Japan Forum