日本の小学生生活
Eiko Larsen (カナダBC州元セント・マイケルス・ユニバーシティ・スクール初等部) のアイディア
(1) 3年生以上
「日本体験旅行」というプロジェクトで(詳細はこちらをご参照ください http://www.tjf.or.jp/newsletter/pdf_jp/F64_MKKY.pdf )日本にホームステイする前に日本の子どもの生活を紹介するために使う。違うところ、同じところについて気づいた点を挙げさせる。

■授業での子どもたちの反応: 違うところとして、当番、給食、掃除、防災頭巾、お風呂、こたつ、食事などが挙げられた。 校舎について、カナダの多くの小学校は平屋だが、日本の校舎が3階建や4階建なので驚いていた。日本とカナダの面積、人口の比較などをし、土地が狭いうえ人口密度が高いせいではないかと生徒たちは感じていたようだ。校舎についても病院みたいとのこと。一方、屋上に遊び場やプールがあることはかっこいいと言っていた。

(2) 幼稚園以上
「いってきます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」「ただいま」「おやすみなさい」「おはよう」などの挨拶や、「がっこう」「そうじ」などの簡単な単語の場面をカルタにしてカルタ取りをする。
(3) 幼稚園以上
ある写真を見せ、関係する日本語を言う。写真に写っていないものでも、想像して言ってよい。たとえば食事の場面で「いただきます」、お父さんが写っている写真で「こわい」など。クラスをグループに分け、競わせてもよい。
(4) 3年生以上
人が出ている写真を選び、吹き出しをつけ、そこに自由なことばを入れさせる。口頭でも書いてもよい。また、ポストイットに泣いている顔、怒っている顔などを描いて丸く切り、写真の顔の部分に貼って表情を変えると、吹き出しに入れることばもバリエーションが出る。日本語力が十分でないレベルでは日本の子どもが何を話しているか想像力を養うことを主目的にし、英語で言わせる。