日本の小学生生活
6年1組ってどんなクラス?
このアクティビティ案は、2004年夏に行われた第一回全中国小学校日本語教師研修会用に作成されたものです。
<原案:齋藤ひろみ(東京学芸大学助教授) 編集:TJF>
□ねらい:
(1) 6年1組のデータから、日本の子どもたちの生活を知る。

(2) 自分たちの生活について日本語でインタビューし、まとめる。

(3) 関連する語彙、文型を学ぶ。

□進め方:
(1) 6年1組のデータから、生徒が関心を持ちそうな項目を選び、結果の部分を隠してタイトルだけを見せる。必要に応じて単語を導入する。
http://www.tjf.or.jp/shogakusei/6-1/data/index_j.htm

(2) 結果を想像して言わせる。結果を見せ、必要に応じて単語を導入する。
例:
表、多い、少ない、一番目、二番目、~人、クラス、人気がある、など。

(3) 表の見方を説明する(母語)。表の内容について、質問したり、生徒に質問させたりする。
例:

教師: 6年1組の友だちが、一番好きな科目は何ですか。
生徒: 体育です。
教師: 全部で何人ですか。
生徒: 13人です。
教師: 男子は何人ですか。女子は何人ですか。

(4) クラスをグループに分け、各グループにデータを一項目渡す。 ワークシートを配り、グループで記入させる。わからない単語があれば質問させ、導入する。

(5) グループごとに、わかったことを発表する。教師は発表の内容を黒板に書く。
ほかの生徒はワークシートの裏に書く。クラス全体で思ったことを話し合う(母語)。

(6) 話し合ったことをもとに、ワークシートに感想を書く。

(7) グループごとに調べたい内容を決め、クラス内でインタビューをさせる。インタビューの内容とまとめを インタビュー用ワークシート に記入させる。
例:聞いたこと:朝ごはんに食べるもの

A: 朝ごはんは、よく、何を食べる?
B: ___と___を食べる。
A: ありがとう。

(8)結果を模造紙に書かせ、クラス全体に発表させる。