日本とフランスにあるフェアートレード商品を比較しよう!

日本とフランスにあるフェアートレード商品を比較しよう!

押尾江里子(おしお  えりこ)

押尾江里子(おしお えりこ)

「めやす」マスター研修2014、事前課題として報告された実践プラン。在仏日本人学校の高校3年生を対象に行なった、フランスのスーパーでどのようなフェアートレード商品がどのような価格帯で販売されるか調査し、日本の現状と比較した内容をクラスで発表する活動。教科書と実社会を繋げた試みである。

2014年6月30日

Category

言語
  • フランス語
対象
  • 中高生
活動タイプ
  • フィールドワーク
  • プレゼンテーション
アウトプット
  • レポートや作文
話題分野

Tags

  • フェアートレード
  • 比較
  • 買い物

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単元目標

<場面状況>
対象生徒は在仏日本人学校にいる高校3年生である。読解の授業では教科書(INFOS Vol.1駿河台出版社)を利用してフェアートレードについての単元を終えた。フランスにいながらフランス語を学習できるという地の利を最大限利用できるよう、実際にフランスのスーパーでどのようなフェアートレード商品がどのような価格帯で販売されるか調査し、日本の現状と比較した内容をクラスで発表することにした。

インタビュー

このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。

前任校で実践したものです。

どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。

教科書でフェアートレードについての文章を授業で扱い、高校3年間のフランス語学習の締めくくりに教室外にあるフランスとつながる授業をしたいと考えたからです。

実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。

教科書の題材がフランスのTVニュースでも扱われていたので、教科書で学習した内容をさらに深めることができていたと思います。また、スーパーでフェアートレード商品を見に行ったときは、いつもあまり気に留めていなかった売り場に授業で扱った題材があったことに新鮮な驚きを感じていたように思います。

このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。

最後の方は、授業が足りずにお互いが調べた内容に対して十分に分かち合うことができませんでしたので、その点は反省事項です。単元の終わりにポスターや新聞を作るようなことができればよかったと思います。

同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。

一緒に日本の複言語教育を盛り上げていきましょう。

執筆者

押尾江里子(おしお  えりこ)

押尾江里子(おしお えりこ)

「外国語学習のめやす」マスター研修の修了者(2014)。参加当時、佼成学園女子中学校・高等学校教諭。今英語を担当しているがフランス語教師のアイデンティティを持つと言う。「東京外国語大学フランス語サマースクール2013」の講師プロフィールに以下の一言が書かれている。 「フランスには合計10年ほど滞在していました。思えば長いフランス語との付き合いも、初めは「最悪」の一言。学習当初は動詞の活用や発音 に泣かされ、こんな難しい言語がこの世に存在していいのかと本気で自問自答しました。今思えばこの経験のおかげでフランス語の教授法や学習方法に興味を抱くようになり、 現在に至ってます。 」 http://www.tufs.ac.jp/st/club/summer/prof.html

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