典型的なフランス人のライフストーリーを作ろう!

典型的なフランス人のライフストーリーを作ろう!

中野茂(なかの しげる)

中野茂(なかの しげる)

文化的にある程度裏付けのあるフランス人のライフストーリーを、シャンソン、映画、本などの資料をもとにして書くことを通して、文化と語学を主体的に学び発信できるプロジェクト。自文化への気づきも得ることができ、最終的には自分のライフストーリーに関して考える機会につなげることもできる。

2016.3.28 閲覧者数84人 コメント数0件

Category

言語
  • フランス語
対象
  • 大学生
活動タイプ
  • プレゼンテーション
アウトプット
  • スライド
話題分野
  • 日常生活
  • 自分と身近な人びと

Tags

  • シャンソン
  • ライフストーリー
  • 人生
  • 価値観
  • 映画
  • 異文化
  • 相対化
  • 自文化

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単元目標

【学習レベル:2~3】
・初級文法を学習した大学生(2~4年)が、シャンソン、映画、本などからフランス人のさまざまなライフストーリーから共通する価値観を発見することで異文化を理解し、また異なった価値観に触れることを通して自らの文化や価値観を相対化できるようになる。
・進級、落第、卒業、結婚、就職、出産、離婚、退職など、フランス人の人生における大きなイベントの語彙の習得を通して、ゲーム感覚で典型的なフランス人の人生のシナリオを考え、フランス語でライフストーリーを作成することができる。

インタビュー

このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。

このプランは早稲田大学文学部で実践しましたが、時間の都合で一部シナリオは変更し、削除線で削除、太字で加筆しました。

どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。

非常勤で教えている大学の文学部において、以前から言語や文化を学生が主体的に学ぶ場を作りたかった折に、2015年夏の「めやす研修」でヒントをいただきました。「作文」という語彙や表現のパターン学習に終始しがちな授業において、文学や映画、美術などに興味のある学生に、異文化の発見や理解を通して、自らの文化を相対化し、フランス語で発信する場を作りたかったのが原点でした。

実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。

学生は与えられた問題をただ解くのではなく、自らテーマを選んで課題を能動的に遂行することに最初は戸惑いもあったようです。しかし、次第に学生がノッてきて、主体的に取り組み、さらにはクラスメートのライフストーリーを読むことで相互に刺激を与え合っていました。

このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。

「3×3+3」、ルーブリック、目標分解表には慣れていなかったので最初はすこし戸惑う面もありましたが、結果的にはこれらを通して、さまざまな点に気づくことができ、より効果のある学習活動になりました。課題遂行の過程で学習者自らが能動的に異文化を発見し、またクラスメートとライフストーリーを共有することで語学的な効果が得られたのみならず、学習者が複数の文化的な視点を持つことが可能となりました。

同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。

学習者がフランス映画や小説などに興味がない場合には、あらかじめ映画や小説を指定するなどしたほうが良いかもしれません。

執筆者

中野茂(なかの しげる)

中野茂(なかの しげる)

「外国語学習のめやす」マスター研修(2015)の修了者。参加当時は早稲田大学高等学院教諭(フランス語担当)。

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