地元の魅力を伝えるビデオ映像を作ろう

地元の魅力を伝えるビデオ映像を作ろう

長谷川由起子(はせがわ ゆきこ)

長谷川由起子(はせがわ ゆきこ)

教師が現地を訪れて交流相手を開拓し、カカオトークのグループを有効活用することで実践に結びつけたプロジェクト。前半は自己紹介ビデオを交換し、後半は地元を紹介するビデオを作成してコメントをもらうという活動。相手とのやり取りが即時に行える点が魅力。

2016.3.28

Category

言語
  • 韓国語
対象
  • 大学生
活動タイプ
  • プレゼンテーション
  • 交流
アウトプット
  • 動画作品
話題分野
  • 交通と旅行
  • 地域社会と世界

Tags

  • カカオトーク
  • ビデオ映像
  • 交流
  • 地元紹介
  • 自己紹介

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単元目標

学習レベル:2
1. 自分たちの地元の魅力を、韓国の交流先の学生に映像と韓国語で伝えることができる。
2. 自分たちにとって常識であり説明が必要でないことも、相手にどう映るかを考えることができる。
3. 自分たちでビデオ撮影と編集をして、効果的な映像に仕上げることができる。

インタビュー

このプランは実践したものですか。
実践してみようと思ったものですか。
実現の可能性はありますか。

2015年後期に実践したものです。

どうしてこのプランを作ろうと思ったのですか。
発想の原点はなんですか 。

福岡は釜山との人的交流が活発で、福岡の学生にとって自分たちを客観視し、釜山の人たちに自分たちを分かってもらえるよう、韓国語で表現できるようになることは有意義だと考えたためです。

実践してみて生徒の反応はどうですか。
実践していない場合、生徒のどんな反応が予想され、または期待していますか。

自分の好きな物事を表現することを楽しんでいたようです。また、それぞれの事情で欠席はみな多かったのですが、グループに迷惑をかけているとの自覚はあったようです。

このプランに対する自己評価を教えて下さい。
また、学習のめやすを取り入れた授業を試みるにあたって、どんな課題や効果があると思いますか。

予想した授業展開とは大きく変わってしまい、教師の介入も多く、所期の目的も揺らいでしまいました。旧カリキュラムから新カリキュラムへの移行のはざまで、取り残し学生が履修してくることを計算に入れて、この授業に適用すべきではなかったのかもしれないと思う反面、学生は、十分でないとはいえ、通常授業よりは能動的に取り組み、少しは手ごたえを感じたようです。どうすべきだったのか、判断に苦しみます。

同業者仲間に向けて、ワンポイントアドバイスや感想を一言お願いします。

プロジェクトワークを行う場合、欠席が多いことは致命的となるので、欠席者が多数出そうな4年生や体育会系の再履修者を多く含むようなクラスは避けた方がいいと思います。

執筆者

長谷川由起子(はせがわ ゆきこ)

長谷川由起子(はせがわ ゆきこ)

「外国語学習のめやす」マスター研修(2015)の修了者。参加当時は九州産業大学准教授(韓国語担当)。

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