コミュニケーション力は、21世紀の多言語多文化のグローバル社会で生きていくために必要な力の一つです。外国語教育においてもコミュニケーション力の養成が重視され、その傾向はますます強くなっています。コミュニケーション力を育てるために、どのような方法が効果的なのか、外国語教育の内容と方法を改めて考えることが必要です。
さらに21世紀に必要な力として、コミュニケーション力に加え、情報・メディア・ITリテラシー、思考力、問題解決能力、協働力なども求められるでしょう。こういった力の養成も外国語教育で目標にすべきであり、外国語教育はそれらの力の育成に貢献することができると考えます。
今号は、TJFが昨年度より開催している高校の外国語教師を対象とする研修の内容から、特にコミュニケーション志向の外国語教育に焦点をあてて、新たな外国語教育のあり方を問いたいと思います。
■特集
21世紀に求められる外国語教育
・人間的成長を促す外国語教育の模索
・外国語教育のゴールを達成するために
・パラダイムシフトを受け止めて
関連リンク
