教学設計
 
第3号 2000/4
概要
日本の高校生からの手紙を読み、自己紹介の手紙を書く。
目標
情意目標
日本の高校生の生活と自分の生活を比べる。
言動目標
自己紹介ができるようになる。
手紙が書けるようになる。
学習文法・文型
・~といいます
・~は~ことです
・~ようになりました
・~(する)つもりです
・~たらと思う
・~する/のために
・~かもしれません
・~は~からです
・~たら嬉しいです
対象学習者
高校1~3年
授業のヒント
用意するもの
事前準備
-
1. 素材文を読ませる前の導入例
2. 素材文を読ませたあとの指導例
<発話例>
教師
「山本さんが入っているスポーツ部は何部ですか」
 
「ポジションはどこですか」
 
「山本さんの趣味は何ですか」
 
「山本さんは、中国語の勉強を始めてどのくらいですか」
 
「中国語が上手になったら何をするつもりですか」
 
「山本さんは、大学に進学したいと思っていますか」
 
「どんな大学に進学したいと思っていますか」
 
「希望の大学に入るためには、どうしなければならないと言っていますか」
 
「山本さんの家族について話してください」
 
「山本さんの夢は何ですか」
3. 文化理解に導くための指導例
<発話例>
教師
「みなさんは、大学に行きたいと思っていますか」
「大学に進学しない人は、どうしますか」
「みなさんの将来の希望について話しましょう」
「日本の高校生には、大学進学以外にどんな進路があると思いますか」
「日本の高校生は、どのようにして大学に入ると思いますか」
「中国の『全国統一試験』について、日本語で説明してみましょう」
「大学受験について、日本と中国で、同じところはどこですか」
「大学受験について、日本と中国で、違うところはどこですか」
4. 手紙を書かせるための指導例
<発話例>
教師
「初めての手紙で書くべきことは何だと思いますか」
- 例えば、あいさつ、自己紹介、相手の関心を引くこと、共通の話題になりそうなことなど。
教師
「自己紹介では、どんなことを書いたらいいですか」
- 例えば、家族、趣味、興味を持っていることなど。
教師
「山本さんに話したいことや聞きたいことがありますか」
〈日本へ出すエアメールの封筒の書き方例〉
(自分の住所) 名前
番地
市町村名
都道府県名
郵便番号
国名
切手
(エアメール用封筒でなければ、赤字で)
AIR MAIL
(相手の住所) 名前
番地
市町村名
都道府県名
郵便番号
国名(JAPAN)
作成者:松田みゆき(島根大学非常勤講師)