声の広場:中高校生の声
 
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2004年1月
土曜日の過ごし方

日本自2002年开始实施提倡 “宽松教学” 的新教学大纲。从反省以往偏重知识的角度出发,消减学习内容,培养 “能够自己思考、自主学习、有生存能力” 的下一代,是 “宽松教学” 的目的。作为实施 “宽松教学” 的一个环节,公立的中小学校开始实行一周五天制教学。周六的利用方式由学生们自己安排。如何度周六便成了学生们的重要课题。

东京都立竹早高中2年级的竹内亚沙美(たけうちあさみ)、吉田舞(よしだまい)、堀野七绘(ほりのななえ)、小田桐早苗(おだぎりさなえ)、青山えり(あおやまえり)等5位同学在 “第3届高中生意见发表会” *上,就何谓 “宽松教学” 的 “宽松” 和如何度周六这个话题,以 “高中生们的对话” 的形式发表了意见。在这里,我们就给大家介绍一下。

*2002年12月举办。由东京都立高中第4学区校长会主办,国际文化交流中心后援。在发表会上,高中生们可用演讲、短剧、座谈会等各种有趣的方式发表各自的意见。

竹内: 今年度から、週休二日制が始まって、土曜日が休みになったよね。導入に伴ってとられたあるアンケート[调查]の結果では、(土曜日は)「寝る」「遊ぶ」っていう答えが中高生の間では多かったんだって。つまりそれって、「寝る」「遊ぶ」=「ゆとり[宽松]」っていうふうに認識している人が多いってことだよね。でも実際はどうなのかな?
青山: 私のまわりでは、「月曜から金曜までの授業の予習、復習がかえって大変になった」っていう人が結構いるよ。土曜日の授業がなくなった分、月曜から金曜の授業が濃くなっちゃった[变得密度大]からね。
吉田: そうそう。予習、復習を土、日に持ち越しちゃう[遗留到]から、手いっぱい[忙得不可开交]なんだよね。
小田桐: それに、うちなんか「せっかく土曜日が休みなんだから、塾[私塾]に行け」って言われてさ。だから土曜日は塾に通ってるよ。
竹内: やっぱり受験には塾が必要なのかな?
小田桐: そうなんじゃない? 学校の授業だけじゃ足りないし、自分ひとりで勉強するのも限界があるでしょ。
吉田: えー。塾なんてお金がかかるじゃん。タケハヤ(竹早高校)は土曜自習教室を開いてるでしょ。タケハヤの卒業生が質問に答えてくれたり、勉強を教えてくれたりするんだよ。私はそれに行ってるよ。
堀野: うーん、でもさ、せっかく土曜日を休みにしたのに意味がないんじゃない?
小田桐: でも、中学生やその保護者[家长]は、土曜日に補習や特別授業を行っているかどうかを、高校選びの基準の一つにしているみたいだよ。
吉田: そういう学校って、今、増えてるよね。
竹内: 結局「ゆとり教育」が学力低下を招いているって最近は言われているから、大人も私たちに勉強させたいし、私たち自身も、土曜日は勉強しなきゃって思わされているってことだよね。でも、勉強以外のことで土曜日を有効利用している人はいないのかな? ななちゃんは何してるの?
堀野: 私は美大(美術大学)に行きたいから、美術の予備校[(为考大学的)补习学校、预备学校]に通ってるよ。将来は美術関係の仕事に就きたいんだ。
青山: ななさんみたいに自分の夢を実現するために準備する時間として土曜日を過ごすのって理想的だよね。
小田桐: あおちゃんは何をして過ごしてるの?
青山: 私はまだ将来やりたいことってなかなか決められないんだな。だから本を読んだり、パソコン[个人电脑]やったり好きなことしてる。将来のことをもっと具体的に考えさせてくれる場があればいいんだけど……。
堀野: それって学校にもあるんじゃない? 講習会とか体験学習とか、学校でよくやってるよね。
青山: でもそういうのに参加するのって、自分の意思からではないよね。学校が設定してくれたから、とりあえず参加してるって感じだよね。
小田桐: それにいちいち「感想文出せ」「レポート[学习报告]出せ」って言われるしね。成績に影響するのも気になるよ……。
竹内: そうか。じゃあ、学校とは無関係で、土曜日に講習会や体験学習をさせてくれるところがあるといいよね。
堀野: NPO[非营利组织]みたいな機関が支援団体としてやってくれるといいんじゃない?それなら学校とも全然関係ないしさ。
小田桐: NPOは名案だね。それに講習会だけじゃなくて、高校生にとって将来を考える上で役立つ情報[信息]を集めて、提供してくれたら便利じゃない? それで、私たちがその中から、自分の興味に合わせて、自由に情報を引き出せばいいんだよ。
吉田: それから、土曜日に私たちができることの情報もほしいな。例えばボランティア[志愿者(活动)]とか……。私たちにも「知りたい!体験したい!」ってことはたくさんあるけど、どこに連絡をとればいいか分からないんだよね。
青山: 私は職場見学がしたいんだけどさ、出版社とか……。でもやっぱり1人じゃ行きづらいし、突然行ったりすると、会社にも迷惑になるしね。だから、そういう時に支援団体に間に入ってもらえたりすると楽だろうな。
吉田: それから私たちに新しい企画や要望があれば、支援団体を通して企業とか福祉団体とかに伝えて、実現できる仕組みをつくればいいんだよ。つまり支援団体が社会と私たちをつなぐ[连接]役割[作用]をするんだね。
堀野: でも、どうやってその支援団体の情報を得ればいいのかな? 役所[政府办公机构]によくある掲示板のお知らせとかってあまり見ないし、気づかないんだよね。
小田桐: 携帯やパソコンのメールって毎日チェック[确认、检查]するでしょう? だから、メールマガジン[电子杂志]なんてどうかな?要望や企画も、Eメール[电子邮件]で送ったりさ。
全員: それはいいね!
 
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