石垣新空港問題(いしがき しんくうこう もんだい)

 1979年、沖縄県石垣島の白保(しらほ)のサンゴしょうを埋め立て(うめたて)て、「石垣新空港」を作る計画ができました。住んでいる人たちと、世界の自然保護(しぜんほご)グループ、研究者(けんきゅうしゃ)がサンゴしょうを守るために、反対(はんたい)しました。でも、空港は便利(べんり)です。また経済的(けいざいてき)にもいいことです。だから、賛成(さんせい)する人たちもいます。

 2000年に、空港は別のところに作ることになりました。でも、そこは白保の近くです。サンゴしょうを保護(ほご)することができません。
 WWF*は、白保の環境を守るために、10の提案(ていあん)をしました。調査(ちょうさ)をすること、情報(じょうほう)を公開(こうかい)すること、議論(ぎろん)をすること、必要なときは計画や工事を変えること、空港を作る場所を少し移動(いどう)することなどです。

もっと知りたい人はこちら(出展)→WWF*サンゴ礁保護研究センターのホームページ
 http://www.wwf.or.jp/shiraho/airport/index.htm (Japanese)
 http://www.panda.org/news/features/story.cfm?id=2008 (English)

* WWF=World Wide Fund for Nature、世界自然保護基金(せかい しぜん ほご ききん)