自動車の問題、自転車の利用

自動車の問題

 自動車は、とても便利(べんり)ですが、渋滞(じゅうたい)、駐車場(ちゅうしゃじょう)不足(ふそく)、迷惑駐車(めいわくちゅうしゃ)、環境汚染(かんきょうおせん)、交通事故(こうつうじこ)などの問題があります。
 大阪商工会議所(おおさかしょうこうかいぎしょ)では、交通問題を調査、研究しました。
 渋滞をなくすために、自動車ではなく、自転車で通勤(つうきん)する人に、自転車の駐輪場(ちゅうりんじょう、自転車を置く場所)の料金(りょうきん)を払う会社もあります。

自転車の利用

□「自転車の利用」アンケート調査(総務庁交通安全対策室、1998年)

自転車を使う人
ほとんど毎日 47.2%
週に2〜3日 13.6%

自転車を利用する目的
買い物 85.2%
通勤 35.1%
通院 27.4%

自転車を利用する理由
自由度が高い 66.8%
短時間で目的地に到達できる 61.0%
コストがかからない 31.2%
健康によい 30.9%

自転車の社会的(しゃかいてき)問題
放置(ほうち)自転車 45.2%
走行マナー 23.1%
盗難 18.3%

□駅前の放置(ほうち)自転車(総務庁調査、1999年)

 798自治体(じちたい)で調査した結果(けっか)、駅前の放置自転車の数の合計は、56万3千台でした。一番多かったのは、東京の池袋(いけぶくろ)駅で、4,326台でした。

もっと知りたい人はこちら(出展)→道づくりに関するトピックのホームページ
 http://homepage2.nifty.com/rurubu/shiru/arekore/r_n1.htm

□国土交通省(こくどこうつうしょう)の自転車施策(しさく)

 自転車は、環境(かんきょう)にやさしい乗り物です。でも、せまい道では乗りにくいです。放置自転車の問題もあります。国土交通省は、自転車をもっと使ってもらうため、法律を作ったり、モデル都市に自転車用の広い道を作ったり、駐輪場を増やしたりしています。

もっと知りたい人はこちら(出展)→国土交通省道路局のホームページ
 http://www.mlit.go.jp/road/road/bicycle/index.html
 http://www.mlit.go.jp/road/road/bicycle/introduce/city.html