日本のダム

□脱ダム宣言(だつダムせんげん)
 長野県(ながのけん)の県知事、田中康夫(たなか やすお)氏は、「長野県では、できるかぎりコンクリートのダムを作らない」という「脱ダム」宣言をしました。これに反対する人たちもいます。賛成するグループは、脱ダム宣言を支援(しえん)するネットワーク「脱ダムネット」を作り、「百万人署名(しょめい)運動」をしています。

もっと知りたい人はこちら(出展) →脱ダムネットのホームページ
 http://www.lcv.ne.jp/~katotya/

□長良川河口堰(ながらがわ かこうぜき dam)

 岐阜県(ぎふけん)長良川河口堰の主な目的は、治水(ちすい)、つまり水害防止(すいがい ぼうし)です。でも、治水にはあまり役に立ちません。1996年に、河口堰のゲートが閉められました。魚や貝が減ったり、ヘドロ(sludge of industrial waste)が増えたりする被害(ひがい)が出ています。

もっと知りたい人はこちら(出展) →日本のダムのホームページ
  http://nagara.ktroad.ne.jp/

□川辺川(かわべがわ)

 1966年、日本三大清流(せいりゅう)の1つ、熊本県(くまもとけん)の琢磨川(たくまがわ)の支流(しりゅう)に川辺川ダムを作る計画ができました。
 住んでいる人たちは、ダムによって、洪水(こうずい)の被害(ひがい)が大きくなると考えています。また、今は、水田の数が減っているので、水は足(た)りています。さらに、ダムを作っても、発電量は今とあまり変わりません。そのうえ、ダムを作るとお金をたくさん使ってしまいます。
 ダムを作る予定の場所には、たくさんの動物や植物が生きています。クマタカは、絶滅(ぜつめつ)するかもしれません。調査(ちょうさ)をしたり、動物や植物を保護(ほご)することが大切(たいせつ)です。

もっと知りたい人はこちら(出展) →清流川辺川を守る県民の会のホームページ
 http://kawabegawa.jp/kawabe/k_2.html (Japanese)
 http://kawabegawa.jp/eng/eng3.html (English)

□水質調査

 いろいろなところで、水質調査などをして、きれいな川について考えるための活動が行われています。

もっと知りたい人はこちら(出展) →あゆみさきプロジェクトのホームページ
 http://kasumi.sys.eng.shizuoka.ac.jp/ayumisaki/#what_is