社宅
しゃたく
Shataku (Company housing)


 会社が被雇用者のために所有したり借り上げたりしている住宅のこと。被雇用者は部屋代の一部を負担する。第2次世界大戦後、住居が不足していたことから、被雇用者にとって魅力のある社宅は増えていった。特に、1960年代の高度経済成長期には、若い労働力を確保するために、単身者のための寮が多く建てられた。また、既婚者向けに企業は、土地を買い家を建てるための財政的な支援を行ったり、家族向けの社宅を用意したりした。
  社宅は企業にとっては、人材を確保しやすくしたり、転勤を容易にしたりするために活用され、被雇用者からは格安家賃が歓迎されている。しかし、仕事の都合や職場での人間関係が、私的な家族生活の場にまで及びかねない側面もある。





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